痛い、しみる、辛い口内炎には何が効く?
口内炎ができると食べ物を食べる時に痛いですし、飲み物もしみます。
すぐに治る口内炎ならいいのですが、できやすい人もいてなかなか治らないという人もいます。
勿論医師に診せた方が早く治ると思うのですが、病院に行く時間がないという人もいますし、今この痛みをなんとかしたいと思う方も少なくないでしょう。
口内炎の民間療法としては昔から梅干しやはちみつ、塩などが用いられてきましたが、こうした民間療法に効果があるのでしょうか。
塩、はちみつなどはその殺菌効果に期待する
口内炎に効果がある市販薬などもありますが、手元にない場合、自宅にあるもので古くから利用されてきた民間療法を試してみようと思う方もいます。
民間療法にははちみつや塩、梅干しなどがよく用いられてきましたが、これらの食品類に期待できる効果としては殺菌です。
塩は昔から歯磨きを行う時に用いられてきましたし、現在も歯茎を皮脂決める効果などもあるとして塩入の歯磨き粉が販売されています。
はちみつについても殺菌効果が高いとしてやけどの後の消毒や虫歯の応急措置などにも利用されてきました。
梅干しも夏場、お弁当が傷まないように利用しますのでこれも殺菌効果を期待するものです。
口内炎を治すためには、口の中の細菌の繁殖を抑制することが大切といわれますが、実はこれらの食品の殺菌効果を利用するためには、ある程度の濃度が必要となります。
市販薬やうがい薬と比較すると、当然殺菌効果の高い食べ物よりも、お薬の方が効果も高いといえます。
使用方法は様々、みなさんはどのように利用しているでしょうか
梅干しやはちみつなどの殺菌効果のある食べ物を口内炎の治療に利用する場合、殺菌効果を利用して痛みなどの症状を和らげるためです。
食べ物の濃度では、口内炎の根本的解決に至る事はないので、症状を和らげるという目的で利用します。
塩の場合、塩をスプーン1杯程度入れたぬるま湯をよく混ぜて、お口の中に含んでよくゆすぐという方法か、口内炎に塩を塗り込むなどして利用されていますが、塗り込む場合、激しい痛みを伴いますので、うがいの方が安心です。
はちみつは清潔な脱脂綿、綿棒などで患部を丁寧にふいてからはちみつを塗ります。
ある研究者の医学実験では、一定の効果があったといわれてますので、試してみる価値があるかもしれません。
梅干しは口内炎の市販薬として販売されているパッチの代わりに、梅干しを貼るようなイメージで、梅干しの皮部分に果肉が少し残っている状態で口内炎にかぶせて殺菌するという方法です。
いずれも痛みをとるなどの症状を緩和する療法となりますので、こうしたことを行っても痛みなどが取れず、時間が経過しても治らないということなら、病院に行く方がいいと思います。