ニキビの治療で見直されているものとは
医学の進歩によって、シミやそばかすを薄くしてくれるクリームなど、昔よりもずっと、進歩した商品が続々と誕生しています。
ニキビの治療薬についてもいいものがたくさんありますし、ニキビ跡の治療についても医療用レーザーを利用したものなどさまざまなものが出てきています。
しかし今、こうした医学の進歩の中で、古くから利用されてきた民間療法や代替医療として自然療法などが注目されています。
植物が持っている力を利用したアロマやハーブ、スーパーフードなど、モデルさんも日頃利用されていることもあり、多くの方が利用し、また使ってみたいと思っています。
アロエベラの殺菌効果を利用する
昔からやけど、切り傷などに利用されてきたアロエは、今、ニキビへの効果も期待されています。
アロエの汁を絞ってコットンやガーゼにしみこませてニキビに5分ほどのせるという方法があります。
ムコ多糖類が多く含まれているアロエベラなどは、抗菌効果、殺菌効果などを持っているとされ、ニキビにも効果が期待できるといわれているのです。
パックとして利用するほか、アロエベラを食材として利用するという方もいます。
アロエベラは入浴剤として利用するとお肌がつるつるになるとも言われていて、多くの方が利用されている療法です。
ティーツリーオイルにも殺菌効果が期待できる
これも民間療法となりますので、ニキビが本当に治るのか?というと、確実に証明されていることではありません。
ただ、ティーツリーにも殺菌効果、抗炎症効果などが高く、ニキビの殺菌に効果を発揮してくれるといわれています。
ティーツリーの原液を綿棒などに1滴程度つけてニキビに塗布するという方法と、80℃程度のお湯にティーツリー液1滴、真正ラベンダーを2滴ほどたらし、水面から15cm程度離して蒸気を顔に当てるという方法もあります。
頭からバスタオルをかぶって洗面器と顔を覆うようにして行うとより効果が高くなるといわれています。
非常に身近な食材「大根」を利用した方法
大根にもイソチオシアネートという殺菌効果、抗菌効果を持っている成分が含まれているため、ニキビに効果があるといわれています。
お肌を洗浄しきれいにした状態で、大根のすりおろし汁を厚手のガーゼなどにつけてニキビにパックし、5分程度時間を置いて洗い流します。
こうした療法はあくまでも民間療法なので、効果がないな、またお肌の調子がおかしいと感じたり、皮膚が赤くなるなど症状があれば使用しないようにします。
ニキビは悪化すると完治に時間がかかりますので、ひどくなる前に病院でしっかり治療することも必要です。
またニキビが治ってもニキビ痕が残ってしまうパターンがあります。
この場合、炎症し膿を持ってしまうとクレーターのような痕になる事もあるので、皮膚科で治療することをおすすめします。