お酢の効果を利用した水虫治療とは
ブーツを暖かくなってからもファッションによっては履くことがある現代です。
若い女性の中にも水虫を持っている方が増加しており、幅広い年齢層の方々が水虫に悩んでいるといわれています。
お酢は殺菌力が高いとして、しめ鯖などにも利用されていますし、お酢に含まれる木酢液を利用し水虫を改善するという民間療法も古くからお粉和割れてきました。
こうした木酢液を利用した水虫治療はどのような効果が期待できるのでしょうか。
インターネットなどでも木酢液を利用した水虫治療の方法が居つくか紹介されています。
一つは酢を希釈して利用するもので、40℃前後の湯に5倍から10倍くらいに薄めた酢を洗面器1杯程度準備します。
ここに患部をしばらくつけて皮がむけてくるまで放置し、むけてきたらしっかり洗い流し、乾燥させて様子をみるという方法が紹介されています。
また希釈せず原液のまま利用する場合、足を付ける時間を10分程度とします。
ただ患部に刺激が強すぎると感じた場合や、皮膚が弱い人などは行わないほうがいいとされています。
希釈して作った酢液をビニール袋の中に入れてそこに足をいれ、入口をしっかり縛ってその上から靴下をはいて数時間過ごす、つけたらよく洗い流し乾燥させて様子をみます。
酢はどんなものが利用されている?
水虫治療としてよく紹介されているこのような方法で利用する酢は、木酢液、竹酢液などの利用が多く効果的だとされています。
また家庭でよく利用する穀物酢なども水虫治療に利用されているようです。
こうした水虫の治療に酢がよく利用される理由は、酢に含まれる殺菌作用、また菌類の成長を抑制する効果などが期待されるからです。
木酢液などについては白癬菌の殺菌作用や成長抑制作用があると、研究されている方の論文が発表されています。
水虫が完全に治るのか?
水虫の治療をされている方が目指すのは、水虫を完治させることだと思いますが、こうした民間療法で、完全に完治するということはないと考える方がいいと思います。
酢が水虫治療に絶対的な効果を発揮するかというと、それは医学的に証明されていないことです。
水虫は非常にしつこく根強いので、継続的に専門的な治療を受けることが求められますし、医療機関で水虫の治療をしっかり行っても、例えば職業上、水を扱いっぱなしという状態や、水を扱わない部署に行くことが出来ないということもあります。
乾燥させるということ、水に浸かっている状態が短くなるようにするなど、配慮しなければならないことが多いので、酢のみで治療して完治するということはほとんどないと思います。
皮膚が弱い人などは、酢の刺激によって肌が炎症するということもありますので、酢を水虫の治療に試してみたいという方は、ごく一部に利用してみて、炎症などが起きないかどうかを確認し、利用する方が安心です。