自覚症状のないコレストロールの基準値超え
健康診断などで高脂血症の心配があると指摘された人、結構いらっしゃると思います。主に健康診断でコレステロール値とか中性脂肪値が高いと注意が出ていた。
他にもコレステロールの基準値をオーバーしている人もいたかもしれません。このコレステロールを基準値を超えたといわれても、困ったことに大体の人は自覚症状ないから特に大丈夫だろうと考えてしまっている人もいると思います。
確かに、今は特に症状が無いかもしれません。ですが、高脂血症は放っておくと高血圧になってしまったり、まれに人によっては動脈硬化を起こす可能性も出てきます。
この動脈硬化に伴った脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性もありますのでこういった症状が出てしまってからでは遅いということもあるのです。
食事療法で改善
こういった高脂血症になってしまったり心配があるという人は食事療法をすることによって改善することが出来ますので、まずは取り組んでみることが大事です。
まず、重要なのは摂取カロリーになります。カロリーを摂りすぎるということは脂肪分の取りすぎにも深く関連していきます。エネルギーや脂肪分をたくさんとると、悪玉コレステロールが増え、動脈硬化を抑える効果のある善玉コレステロールが減る結果になってしまいます。
どの食品にどのくらいコレステロールが入っているかをちゃんと把握しておき、調整をすることが大事です。
そして、脂分に関しても、動物性の脂を摂らない様にする努力が必要です。同じ脂分でも植物性の油や魚から油を摂る様にしましょう。
そしてコレステロールを下げる働きがあるのは野菜などに含まれる食物繊維などになります。食物繊維を摂ってコレステロールを下げるためにも野菜をたくさん食べるようにしましょう。
野菜をたくさん食べることによって食事のかさも増えるので結局食事量も減らすことが出来ますのでコレステロールを下げることが出来ます。
一番、注意しておきたいことといえば、コレステロールを上げる可能性がある食品です。
コレステロールを上げる食品は牛や豚の脂を含む肉の部位は避けましょう。バラ肉などが当てはまります。食べる時にはひれなどもも肉を選びましょう。
他にサーロインも避けるようにしましょう。肉加工品のベーコンやウインナーもコレステロールが上がりますので避けるようにします。
そして動物性の脂を避けるようにするのが必要なので、これらが含まれている乳製品もよくありません。
バターや生クリーム、チーズなどは乳脂肪分がとても高いので食べるとコレステロールが上がってしまうのです。
食事療法が重荷で面倒、そう思っている人でもこれらの食品を覚えておくことは簡単だと思います。
まずは牛や豚の脂分、加工品、脂分が多い乳製品をまずは避けるようにするだけでもコレステロール値は変わってくることになりますので、これらを注意して食事をすることから始めてみましょう。
慣れてきたら野菜を多めに食べるようにすることをプラスして徐々に食生活を改善していきましょう。